脚痩せするための4つのポイント


運動して脚痩せ!

最近では様々なダイエット法が紹介されていますが、やはり運動によるシェイプアップはタダ痩せるだけでなく、筋肉を美しくデザインすることが出来るので美脚と脚痩せを求める人には最適な方法だと思います。 特に美脚&脚痩せを同時にゲット出来るエクササイズ方法としてはアイソメトリックがお勧めです。

筋肉はしなやかに!が基本

運動で美脚&脚痩せを行う時に気をつけなければならないのが筋繊維を太くするウェイトトレーニングなどの無酸素運動を中心のトレーニングです。これらは脚を太く見せてしまうので逆効果になってしまいます。 細くしなやかな筋肉をデザインするには有酸素運動とアイソメトリック(体幹トレーニング)を組み合わせることで実現可能です。有酸素運動もアイソメトリックも少ない負荷で呼吸を止めずに行うことが重要ですので一度に行うことが出来る上に特別な器具等も必要無いので自宅で気楽に行うことができるお勧めのエクササイズです。

アイソメトリックの際にかける負荷は自分の体重や体のねじれで生じる運動負荷です。呼吸を止めずにゆっくりとしたペースで続けることが重要なので有酸素運動を同時に行っていることになります。 脚痩せに特に効果的なアイソメトリックは下腹部から下半身を重点的に鍛えることです。 横になった状態で股関節を中心とした円運動を行う、下腹部を意識した腹筋運動を反動を使わずに体幹の筋肉の収縮だけを意識して行う、うつぶせになった状態でおしりの筋肉を意識して(肛門を締めるイメージで)左右の脚を交互にゆっくりと上下させる、立った状態で頸骨に沿った筋肉を意識してつま先立ちをゆっくりと行うなどが美脚&脚痩せには良いでしょう。

アイソメトリックにはヨガやストレッチの要素も取り入れられているので是非試してみて下さい。ちなみにアイソメトリックで特に意識するのが体の内側の筋肉を引っ張りそして、緩めるをゆっくりと繰り返すことです。 体幹を意識してゆっくりと可動範囲を広げていくことで自在にボディラインをデザインすることも可能です。

脚痩せ運動の注意事項

脚痩せを目指す人にとって運動時の注意事項はやり過ぎは禁物!ということです。目指すのは脚痩せであってマッチョな体作りでは無いわけですから、筋肉を太くする様な運動は逆効果になってしまいます。 一般的には無酸素運動(負荷の大きなウェイトトレーニング)、球技、自転車競技などは脚が太くなりがちです。ただし、有酸素運動やアイソメトリックでもやり過ぎはやはり筋繊維を太くしてしまうので禁物です。

脚痩せには逆効果のトレーニング

ではもう少し具体的に脚痩せには逆効果になってしまうトレーニングについて説明していきましょう。まず、ウェイトリフティングや柔道、空手、ボクシングなどの激しい運動はその選手達を見ていて分かる通り、非常にマッチョな体つきになってしまうので脚痩せという目的にはそぐわないですね。 また膝や腰などの関節を痛めやすいスポーツでもあるのでこれは控えましょう。おなじ理由で球技も余りお勧めは出来ません。球技はどうしても下半身のトレーニングが重要視されるため太ももは太くなりがちです。 また膝や腰、肘への負担が大きくテニスエルボーや腰痛、変形性膝関節症になるリスクが高いので注意して下さい。こうして考えると競技性の高いスポーツは概ねNGということになりますね。 登山はトレッキングなど軽めのものは良いですが、本格的な登山になるとやはり下半身への負荷が大きいため脚痩せという目的には不向きです。アイソメトリック、ヨガ、ストレッチ、ウォーキングなどの運動が脚痩せには最も効果的だと言えるでしょう。

運動をしないで痩せる?!

ダイエット=運動、普通はこう考えますよね。もちろん運動は効果的にダイエットを行う上で非常に有効的な手段です。でも運動が苦手な人だっています。スポーツクラブに会費だけ払っている人もきっといるのではないでしょうか? そんな人でもこれから紹介する方法を取り入れればきっちりと運動しなくても無理無く痩せられるかもしれません。ただし、目的の脚痩せに関してスーパーモデルのような思い通りのレッグラインを得られるかどうかは別として。。。

激しい運動はNG!でもきっちり痩せたい

まず、運動という概念から変えてみましょう。ダイエットのための運動というとジョギングやウォーキング、ヨガ、エアロビクスなどきっちりと着替えて、準備運動をして「さぁ!運動だ!」と気合いを入れて体を動かす、と思い込んでいる人も多いかと思います。 だけど、成人なら特別な運動をしなくても1日に1500kcal程度は消費しているんです。

だから通勤通学や買い物の時に乗り物を極力使わないで、一駅分姿勢を正して歩くようにする、それが辛いならちょっとだけ遠回りをしてみる。 これだけでも充分な運動効果は得られます。後は1日の摂取カロリーをコントロールするために炭水化物を一食分減らして(減らすのは炭水化物です、食事は三食きちんと取りましょう。)炭水化物の分を野菜中心の食生活にするなどの工夫で1日の消費カロリーをぎりぎり1500kcal前後に抑えておけば栄養分をきちんと補給しながら効果的なダイエットを行うことが可能です。 主婦なら家事の回数を増やすだけでも十分な運動になります。これなら「運動している」と気合いを込めなくても大丈夫ですよね。

普段運動をしない人がダイエットを目的に急激な運動を行うと心臓や関節に負担がかかり思わぬ大けがや病気に繋がることもあります。 先ずは食生活を正して睡眠を充分に摂り免疫力を上げつつ少しずつ姿勢を矯正しながら歩いてみることから初めてみてはいかがでしょうか? また、一日の疲れを取るために寝る前に横になりながら腰のストレッチを行うと冷え症の予防にもなりますし、下半身の血行が良くなりむくみの解消や脚痩せにも効果が期待出来ます。寝る前のほんの3分程度で出来るストレッチですから実践してみて下さい。

やり方は仰向けになって息を吐きながら片方の脚をまっすぐ、出来るだけ90度になるのを目標に持ち上げます。気持ちよく伸びているのを意識出来る所まで上げたら一旦止め、呼吸を落ち着けてまた息を吐きながら反対の方向に伸ばした姿勢をキープしたまま倒していきます。 この時腰が充分にねじれるように出来るだけ両肩は床に付けておきましょう。痛みを感じる直前まで倒したらその姿勢をキープしながら10秒カウントして下さい。 そしたらゆっくりともとの位置に戻して行きます。

これを左右交互に3回ずつ繰り返せば腰がぐっとストレッチされ下半身の血行が良くなります。ちょっとしたことですがこれでも十分なダイエット効果が得られるんですよ。 脚痩せのためというよりは一日の疲れを取り翌日に残さないためのストレッチですから気持ち良くて頑張らなくても続けられると思います。

むくみで下半身が太っているタイプはこれ!

脚痩せしたい!でも運動はしたくない!これはある意味正解なのかもしれません。特に下半身がむくんで太っているように見えるタイプの人は運動によって筋肉中に乳酸や活性酸素の量が増えると余計にむくみが酷くなり一向にダイエット効果がみられないこともあります。 こういう人はまず、むくみを取ることが先決。冷え性や立ち仕事などでむくみが気になる人はまず、マッサージでデトックス(老廃物を排出させること)から初めて見ましょう。

バスタイムは脚痩せタイム!

脚がむくんで太く見える。冷え性や立ち仕事の多い女性に見られがちな悩みです。むくみの正体は老廃物をたっぷりと含んだリンパ液。そこでリンパの詰まりを取り除けばむくみは解消されすっきりと脚痩せ出来るのです。 リンパの詰まりを取りむくみを解消するのに一番効果的なのがマッサージです。お風呂タイムを利用してリラックスしながら脚のマッサージを行えば脚痩せだけでなく一日の疲れもスッキリと取れ翌朝爽快な気分で目が覚めることでしょう。 前準備は身体をキレイにして10分ほど湯船に浸かるか足湯に使って下半身の血行を良くしておきましょう。この時筋肉がほぐれる様なイメージをしておくと更に効果的です。

次にマッサージの手順です。 むくみの原因である疲労物質や老廃物は筋肉細胞に溜まりがちです。 そこで太もも全体を両方の掌で優しく揉むようにして下に向かって揉みほぐしていきます。円を描くようにゆっくりと揉むのがコツです。これを足首まで行ったら脚をチェンジして両足に対してマッサージを行って下さい。

次に脚の甲全体を揉みほぐしていきます。このときは親指の腹を使うと良いでしょう。痛みが強い人はタオルを挟んでやってみて下さい。脚の指の間までしっかりと揉むのが重要です。両足が済んだらここで一休み。 血流が回って老廃物を心臓に送り届けるまで一息つくつもりでゆっくりとリラックスしておいて下さい。次に浴槽の縁を使って足裏をマッサージします。湯船に浸かりながら片足を浴槽の縁まで持ち上げゆっくりと足裏を縁に押し付けていきます。 この時足裏の位置が膝よりも高い位置にあるのが理想的です。老廃物は重力の法則に従い太ももから足の甲まで行ったマッサージによって一旦足裏まで落ちていきます。

水溶性の物質は温められた血流に乗って心臓まで持ち上げられますが、澱のように溜まった老廃物や疲労物質は足裏に止まります。 それを今度は足裏を浴槽の縁に押し付けることでポンプの要領で心臓の方に押し返すのです。もし、浴槽が狭い人や姿勢が窮屈に感じる場合は洗い場の床にタオルを絞った状態で置き、この状態でタオルが土踏まずに当たるようにしてつま先立ちとかかとを下ろすことを繰り返せば同様の効果が得られます。

この時はくれぐれも滑らないように注意して下さい。じんわりとした血流を脚全体に感じることが出来ればマッサージは成功です。後は普通に身体を流してお風呂から上がれば下半身のむくみがスッキリと取れているはずです。 老廃物は主に尿として体外に排泄されますので、お風呂上がりにコップ一杯の水を飲んで寝る前におしっこを済ませておけばこれで大丈夫。少し色が付いてにおいのキツいおしっこが出るかもしれませんがそれこそが老廃物ですので心配要りません。

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